ごっこあそびを通じて。(八百屋さん)

M先生です。
保育参観が行われた3日間、4歳児・5歳児クラスで本物の八百屋さんを開きました。

野菜の仕入れ先は、「足柄大井農園さん」

普段、美味しい給食のため新鮮な野菜を届けてくださる足柄大井農園さんの野菜をご家族の皆さんにも
是非味わってもらいたいという思いでスタートしました!

野菜の看板もこども達が試行錯誤して作り上げました。 エプロンと三角巾を締めて気持ちは100%お店の店員さんです。

「いらっしゃいませ〜」 「美味しい野菜はいかがですか〜」 初めは恥ずかしさもあり少し控えめな声でしたが、3日目ともなると「おすすめはなんですか?」の質問にも 「とっても甘くて美味しいトマトです」「大根は葉っぱまで食べられますよ!」などと接客もバッチリ♪ 最後は「ありがとうございました!」とみんなで話し合い、しっかりお辞儀の練習までしていたこどもたちでした。

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まだ友だちになったばかりのこどもたちが、1つの目的に向かってチャレンジするということ・・。

それは、友だちの気持ちを聞き入れながら自分の気持ちも表現する「思いやり」がなければ 成り立ちませんよね。相手の気持ちに気づいたり、人は思うことがそれぞれ違うなどたくさんの共感力を 育むことことが小さいうちから身についてもらえたらなと思います。

また実際にポップづくりや値段付けを通じて、数字や文字に対する考えを生活の中から 自然な流れで伝えていきます。机上で数字の順序や集合体を理解させる前に、数の概念を歌や遊びの中、 今回の活動(おみせ屋さんを通じて実際のお金のやりとり)から物と数字をリンクさせるなど、 数の感覚を身に付けていき、こどもたちの思考力に繋げていける関わりを十分に取り入れていきたいと 思います。