0歳児クラス 豊かな感性を育てる

めばえ組のY先生です。
先日、武田さんが園庭の植栽を剪定にきてくれました。
テラスの軒下でシャボン玉遊びをしていた子どもたちは、突然の登場に少しびっくりして、でも何をするのだろうと、目は園庭に釘付け👀
とても香りのいいローズマリーやラベンダー、他にもいろいろ・・・。チョキチョキという音と共に緑色の袋の中にたくさん集められていきました。
その中から、切られた枝や花などを少しいただき、子どもたちへ見せると、「ちょうだい‼️」と次々に手を伸ばすめばえ組の子どもたち。

指でちぎり、ちぎった花びらが指に張り付いているのを上に掲げていろいろな角度から見ている子もいれば、園庭から保育室に戻る時にも一輪の花を片手にぎゅっと握って離さず大事にしている子もいて、「どんな形や色をしているのだろう」「きれいなお花、離さないぞ」などと心の声が聞こえてくるかのようでした🩷

作家レイチェル・カーソンは「センス・オブ・ワンダー」の中で「(子どもにとって)きれいなもの、新しいもの、未知なものに触れて感動したり、不思議だなと思う感性」をはぐくむことが大切だと語っています。
自然に触れることで芽生える「なんだろう」「きれい」「おもしろい」「ふしぎだ」とワクワクする感動体験は、豊かな心を育み、子どもたちのイメージ力、創造力、対応力、コミュニケーション力を育てる基礎にもなります。

これからも私たちは、その「感性」の種を撒けるように、子どもたちと一緒に自然を見つめ、一緒に感動したり、共感したりできる保育者でありたいと思っています。

子どもたちの感動体験の思い出に今回見せて頂いたローズマリーをめばえ組のクラスサインに飾ってみました。
ぜひ、ご覧になってみてください‼️