誰かの助けになること~ペットボトルキャップを集めて~

      

5歳児クラスのM先生です!
昨年度からこども園で取り組んでいる取り組み、
『ペットボトルキャップ回収』を通しての学びを紹介します✨

昨年度も1度、大井町社会福祉協議会にこどもたちと一緒にお邪魔させていただき集めたペットボトルキャップ1200個を寄付させていただきました
大井町社会福祉協議会にお届けする際、大量にあるキャップを目の当たりにしたこどもたちから、「何個あるんだろう?」という疑問が出てきました

そこで数を数えてみることに👀

30個づつ地道に数え、友だちと協力しながら1200個無事数え終えることができた、4歳児の頃。
しかし実際に社会福祉協議会へ届けに行き掲示を見てみると集めたキャップの単位が個数ではなくキロであることに気づいたわたし、、。
前回お渡しした3月から半年が経ち、みなさんのご協力もありたくさんのペットボトルキャップが集まりました
こどもたちも5歳児に進級し、再びペットボトルキャップをお届けするリベンジ(キロで数える)の機会が、、!!

5歳児クラスになってから身体測定の際に自分の体重に興味を持ち「わたし○○キロ〜!」という会話が増えてきたところだったので体重計でキャップの重さを計ってみることにしました

まず「1.0キロ」になるよう計ってみると、、これがなかなか難しくキャップを入れる数が少ないと「0.8キロ」、、
キャップを入れ過ぎてしまうと「1.2キロ」、、
「1.0キロ」にするには微細な調節が必要で袋から注ぎ込むことにじっくり集中するこどもたち。

みんなの集中力の甲斐もあり大きな袋にひとまとまりだったキャップも「1.0キロ」づつに分けることができました。

分けた「いちキロ」が3つで「さんキロ」であること、「さんキロ」が生まれたばかりの赤ちゃんくらいだよ、とこどもたちにお話しすると妹弟の生まれたばかりの頃を想像したようで「(弟)の赤ちゃんと同じかあ〜」と重さや数字の概念に対しての学びがさらに深いものになりました

前回お届けしたときに学んだ、普段捨ててしまうキャップでも世界中のこどもたちのワクチンに生まれ変わることや小さな取り組みが人の役に立つことを改めて学んだと同時に今回は数量の概念についても併せて学ぶことができました◎
身近な事柄で日々様々な学びを吸収しているこどもたちの姿に逞しさを感じる今日この頃です♪