育ち合う力【1歳児クラスより】

1歳児クラスのK先生です。
入園して3ヶ月がたち園生活にも慣れてきたふたば組の子どもたちです。
最近は、お気に入りの“バスごっこ”の歌がきこえると、子どもたちが集まってきて歌に合わせて体を傾けたり、「ゴーゴー!」とノリノリでこぶしをあげたり、とても可愛い姿を見せてくれます。
散歩時には友達同士で手をつないで歩いたり、友達が見つけたアリにみんなが興味をもって頭を寄せ合ったりする姿もあります。

子ども同士の育ち合う力って本当に素晴らしいですね。友達がやっていることに興味をもち、真似をして楽しむ姿☆友達が楽しそうだから、『僕もやってみようかな。』とやってみることで遊びの幅が少しずつ広がっています。
苦手な野菜も友達が食べているから真似して食べてみたり、大人が誘うよりも、友達の楽しそうな姿や頑張る姿に何よりも心を動かされるようです。

この時期の子どもたちは『やってみたい!』と思っても自分ではまだうまくできないこともたくさんあります。
やりたいけどやれない部分は、すぐに手を貸すのではなく、やりやすい方法を教えたり、根気強く付き合ったりして日々過ごしています。
昨日できなかったことが、今日はうまくできたり、子どもたちの少しずつの頑張りを十分受け止め認めながら、成長を支えられるよう心掛けています。日々、子どもたちの成長に驚かされることがいっぱいです。

保護者の方や、保育者同士でも子どもたちの成長を喜び合いながら、一日一日を大切に過ごしていきたいですね。