0歳児 探索活動が活発です!

 

こんにちは。0歳児めばえ組のМ先生です。
今回は、0歳児の子どもたちがのびのびと育つような保育環境についてお届けします!

保育室内の棚やパーテーションには、子どもたちが自分で選んで遊べるように様々な玩具が並んでいます。
低月齢の子は、ずり這いからハイハイへ移行したことでさらに行動範囲が広がり、周りの人や物にも興味が出てきているところです。特定の玩具というよりも、棚から色々な物を引っ張り出して手で触ったり、口でしゃぶったりと、物の感触を確かめている姿が伺えます。
また、棚を支えにして膝立ちやつかまり立ちが出来るようになり、高い所にも手が届くようになりました。

高月齢の子は、たくさんの玩具の中から自分のお気に入りの玩具を選ぶようになり、ずっと手に持っていたり同じ動作を繰り返したりする姿が見られています。
特に人気の玩具は、ミルク缶とペットボトルのフタで作ったぽっとん落とし、スプーン2本をテープで巻いたトングとお皿、コップです。集中力が続くとぽっとん落としは数度、トングやお皿、コップは混ぜる、食べる、飲むの動作を繰り返して楽しむ姿が見られました。
また、絵本に興味を持つ子が出てきて、入園当初は棚から絵本を出すだけのことが多かったですが、今では保育者の所に「絵本読んで」と持ってきて、読むときには座って聞いたり一緒にページをめくったりする子が増えてきています。
日々成長が著しく、出来ることが増えていくめばえ組の子どもたち。この時期の発達として、運動機能だけではなく、手、指先の機能も発達していきます。また、玩具を通して子ども同士や大人からも学び、遊びの世界が広がっていきます。
子どもたちの興味や好奇心を引き出しつつ、それぞれの発達に合わせた玩具や環境を整えながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。