私たちの保育理念の一つに、
「子どもの育ちは園だけで完結するものではなく、親や保護者、そして人との関わりの中で支え合いながら育っていくもの」という考えがあります。
開園当初から、園は「預ける・預かる」というサービスの場に留まるものではなく、子どもの育ちを「まんなか」に親も保育者も同じ目線で関わり合う場所でありたいと伝えています。
大人が本気で考え、楽しみながら何かに向き合う姿は、言葉以上に多くのことを子どもたちに伝えられるツールの一つだと思っています。
そんな想いを形にした取り組みが今回紹介する「こもれびDIY」です。DIYと聞くと、「モノ作りが得意な人が集まる活動」というイメージを持ってしまいがちですが、当園はちょっと違う視点で企画しています。
D=だれもが
I=一緒に考えて
Y=より豊かな園にしていこう!
ただモノを作りましょうという時間ではなく、自分の子どもたちが通う園を「もっと楽しく」「もっと豊かに」にしていくために想いやアイディアを持ち寄り長期的に園を作っていく取り組みです。
先日、第1回「こもれびDIY」が動き出して、その想いが素敵な形となりました。
事前の打ち合わせから当日の作業までたくさんの保護者が参加してくださって、木材を前に、図面を書いてくれるパパ、「こうしたら子どもたちが安全に使える」と丁寧に教えてくれるプロのパパ。プロのママもいて、作業前の打ち合わせの時から「楽しすぎる!」「これも出来そう!」とアイディアを広げてくださって、本当にいい形でスタートを切ることが出来ました。
これまで工具に触ったことがないママや小さな赤ちゃんを抱っこしながら参加してくれたママもいて、得意・不得意に関係なく、どんな立場、子育て環境であってもそれぞれが園のために向き合って「子どもの育ちに関わる環境を大切にしたい」とまっすぐに思ってくれていることが何よりも嬉しく思いました。
人が成長すると同じように、園も成長していきます。
まもなく卒園を迎えるご家庭もたくさん参加してくださって、卒園してからも、大人になってからも「園に関わっていたい」「ふと立ち寄れる場所」であり続けたいと思っています。
今回は保育室の教材棚や赤ちゃんクラスの外用靴入れなどが完成しました。
子どもたちも、やすりがけやニス塗りに夢中になって「自分たちの園をつくる時間」をそれぞれが楽しんでいて、とても幸せな時間となりました。
こもれびの園づくり。これから楽しみです!


