「園内研修」
研修はとても大切なこと。分かっているけれど日々忙しすぎて研修をする時間がない。また、時間に追われている中で園内研修を行うと「やらされている感」が出てきてしまうことも少なくありません。
しかし、園内研修は”ただ受講する”のではなく”視点を変えることで見える世界が想像以上に広がり毎日の保育がグッと面白くなる時間”。
私たちの園では、開園4日目から月に1度講師の先生をお招きして園内研修を継続的に行っており、この3年間の積み重ねを通じて、環境の作り方や子どもとの向き合い方にどの保育者も保育スキルが高まってきているなと感じています。他園への視察や事例を交えながら、
・子どもが遊びこめる環境をどう整えるか
・子どもがハマる瞬間をどう読み取り、どうアプローチしていくか
・保育者(大人)自身も全力であそびにのめり込めるか
これらを日々の子どもの育ち(エピソード)から読み取り、保育者の学び(気づき)に繋げています。
今回は、現場の先生が「園内研修」についての想いを熱く綴ってくれましたのでご紹介したいと思います。園内研修は大変意味のあるもの。是非読んでくださると嬉しいです。



当園では、保育の質の向上・子どもの育ちを園全体で共有することを目的として、月に一度、保育・教育の園内研修の講師である相馬靖明先生をお招きして研修を行っています。
研修ではMicrosoftのOneNoteを使用し、各クラスで毎月4つのエピソードを取り上げ、そのエピソードから見られる子どもの気付き、成長、保育者の視点を園全体で共有しながら、相馬先生に様々な角度でご助言をいただいています。
また、エピソードの作成はクラスの担任だけではなく、社員・パートに関わらず園全体で行っています。子どもの姿を様々な保育者の視点で捉えることで、子どもの気付きや成長を見逃がすことなく、園全体で「育ち」を見守ることができるのだと考えています。
エピソードの内容としては、遊びや生活の中で見つけたくすっと笑える可愛らしいもの、「そんなやりとりもできるようになったのか!」という驚きがあるもの、子ども発信で広がった遊び、保育者が「面白い!」と思った子ども同士のやりとり等をピックアップしています。
子どもの視点、保育者の視点でエピソードを読み取ることで、先月までは見られなかった子どもの姿(成長)を見ることができたり、その子ども自身が他者(保育者・友だち)との関わりを広げたり深めたりしていることを実感できたりと、全てのエピソードがとても大切な「記録」として園の財産となっています。
私自身も、自分以外の保育者が見つけたエピソードを読むと、子どもの成長に喜びや嬉しさ、驚きを感じながらほっこりした気持ちになり、毎回とても癒されています😊
そして、保育者が作成したエピソードをもとに、保育現場や大学講師等でもご活躍されている相馬先生ならではの「保育の引き出し」を用いて、様々な視点からご助言をいただいています。他園の事例や環境設定、経験談等を踏まえながらお話をしてくださる内容はとても魅力的で、私自身「こういう視点もあるのか!」と気付かされたり、「クラスで実践してみたい!」という意欲に繋がったりと、充実した時間を過ごしています✨
令和5年にこども家庭庁から発信された「はじめの100か月の育ちビジョン」
私たち保育者は子どもたちの人生のはじめの大事な100か月を見守る重要な役割を担っています。子どものウェルビーイング(身体的・精神的・社会的にもよい状態=健康)の向上を目指し、「その子らしくいられるための保育」を、日々模索していかなれればなりません。
ただ子どもに寄り添うだけではなく、「育ち」に必要な人的・物的環境をしっかり整えることが、私たち保育者の重要な役割だと考えています。
園内研修を通して様々なことを学び、考え、実践し、その都度振り返りながら、これからも子どもの「育ち」を大切に見守っていきたいと思います☺️✨

