当法人では、神奈川県西エリアの2園と横浜エリア3園、計5園において年2回、保育者の評価制度を実施しています。今回実施した下半期のフィードバックは、第1回目の評価と比較をしながら保育者の意識の変化、次のステップについて振り返ってみたいと思います。
上半期(1回目)の評価では「職員のチームワーク」について、クラスやチーム運営はよく回っているけれど、他者への細やかな気配りや思いやり、傾聴力にはもっと一人ひとりのケアをしていきたいと振り返る保育者が多くいましたが、下半期(2回目)はより良いチームワーク構築のための気配りや思いやり、そして自分自身が「頼られる存在」になるためにどうしたらよいかを考える保育者が増えていました。こうした意識の変化は日々の保育の中での対話や共に学び合う環境がしっかり根付いてきているのだと感じました。
さらに、良いチームワークがあるその先に、園づくりに積極的に関わっていきたいと考える保育者が増えており、「企画力や提案力」を次の目標にしたりと個人のスキル向上を重視していた考えから園づくりへ意識が向いてきたことはまた大きな一歩だと嬉しい評価となりました。
一方で、上半期の結果よりも向上していますがもっとも保育者が課題としている「トラブル対応」。
開園からこれまで保護者や地域の方々が本当に温かく園と関わり支えてくださることで、大きなトラブルが無いことに感謝をしていますが、大きなトラブルに発展してしまう前に瞬時にトラブルの内容把握、園児のフォロー、立場ごとの対応力など「もっと自信をつけたい」「対応方法を知りたい」と考える保育者が継続して一定数いました。これに対しては日々のコミュニケーションのほか、経験を積み重ねる機会や研修を引き続き行っていく必要があるので心掛けていきたいと思います。
評価データを活かした次年度の取り組みとして、こども園がより良くなるように職員間の信頼関係を大切にしながら「保育者が保育を心から楽しむこと」立場関係なく「園づくりに積極的に関わる機会をつくっていくこと」「柔軟な考え方でトラブル対応できる力をつけていくこと」など一人ひとりがモチベーション高く保育ができるような環境を整えていきたいと思います。
評価制度。
これは保育者の成績表ではなく、日々の保育や自分自身を振り返り、より良い環境を整えるための仕組みとして組織全体の成長に繋がるよう年に2回、丁寧に取り組んでいます。