10/26-27に開催された第24回大井町文化祭へ出展したこども園の作品をご紹介。
当園2回目の出展となる今回のテーマは「ぼくらのうちゅう」
普段から造形あそびを活動に取り入れている中で、最初は素材と素材をつなげるだけで終わってしまうこともありましたが、そこから色々なモノを「使う」ということを習得しながら「もっとこうしてみよう!」とアイディアが次々と子どもたちから生まれてきています。
ただ、まだまだ小さな子どもたち。子どもたちだけの力では難しいことはたくさんあります。保育者のサポートが加わることで素材の使い方を正しく知り、自由にのびのびと表現できるようにアイディアを引き出したりとモノを作る楽しさを学んでいきます。この過程をじっくり時間をかけて積み重ね、作品になっていく達成感を味わうことを大切に育んでいます。
作品の一部である宇宙飛行士は梱包材を使用して5歳児が作ったもの。
4歳児はUFOや宇宙人など製作してみたいものを自ら選択してオリジナルの宇宙人を描き仕上げました。それぞれの学年が色々な技法や道具を使って切る・ちぎる・折る・塗る・丸めるなど楽しみながら作品を完成させていき、子どもの自由な発想がたくさん詰まっています。
園ではカリキュラムに追われることなく、子どもたちがのびのびと自由に表現できる環境を多く取り入れ、意欲や「自分もできた」を大切にしています。単なる工作となることなく、それぞれが持つイメージを生かしながら全園児の小さな力が集まって作り上げた「ぼくらのうちゅう」。
作品を通じて親子が語り合える場にも繋がるといいなと思っています。