泥であそぶ。おもいっきり楽しむ。

こどもまんなか

   

どろんこあそびしたことありますか?外あそび思いっきり楽しんでいますか?
こども園の子どもたちの夏は、思いっきりどろんこ&水あそびを毎日のように楽しみました。
子どもの育つ環境は様々ですが、今の子どもたちにとって必要なことは「自由な体験」と「とことん遊びこむこと」だと思っています。
今はなかなか外で遊ぶ場所がなかったり全身を思いっきり汚して遊ぶ経験が作れなかったりと自由に遊ぶ機会が少なくなっていてとても残念だなと感じています。また一方で、「汚したくない」や感覚過敏の子も増えていることも事実です。
しかし、そういった「感覚」に触れることは子どもが育つ上ではとても重要で、身近な泥や水といった自然の素材に触れる体験を積んでいくことが大切です。
自然あそびの一つにすぎませんが、泥で山や川を作ったり、泥の冷たさや質感・水の冷たさや心地よさなど肌に触れる感覚を味わうことで遊ぶ=楽しさの発見に繋がっていくわけです。
初めは泥への抵抗があった子も次第に大胆に泥だらけになりながら思い思いに遊びを広げていき、いつの間にか遊びに没頭している姿もありました。もちろん無理強いはしません。靴下を履いてならできるという子や手で触ることならばやってみようという子の気持ちも尊重して。
泥と水を存分に楽しんでいる子どもたちの会話も面白く「ここに足いれてみてごらん ぬめぬめして面白い!」や「もう少し穴をみんなで掘って水を入れたら完成するからそれまでは見ないでね」など友達や保育者と一緒に感触を共感したり協力し合ったり遊びを通じて生まれる言葉には沢山の感覚の豊かさや創造、友だちとの関わりが詰まっていました。
今回は夏の遊び=どろんこ遊びの様子をお届けしましたが、このような自然に親しむ自由なあそびの体験をこれからもたっぷりと作っていきたいと思います。